農産工場で柑橘製品を製造する際に発生するペクチンや浮遊物などの汚水を微細な空気で浮上させて水中の混濁物質を除去します。除去された汚水は次工程として嫌気処理槽へ送られます。
工場で発生する汚水を加圧浮上装置と同様に微細な空気で浮かせて繊維質、油分等のアク成分だけをかきとってフロスタンクに送りこみ処理された汚水はアクチコンタクトへ搬送されます。
微生物を使用して排水中の汚染成分を除去します。
【浸漬式生物膜処理方式】
球状で空隙率が高く閉塞しにくい構造となっており、微生物及び原水窒素リンに因りアクチコンタクト入口から出口までに原水BOD値を60%に軽減して活性汚泥処理(曝気槽)へ送りアシスト効果として安定的な排水処理を実現しております。
排水設備で発生した余剰汚泥を脱水処理します。上段ろ体と下段ろ体の隣軸と大円盤、小円盤がかみ合う形で配置しろ体面に補足されたSS粒子は濃縮されケーキ出口へ向かって搬送され粒子の接点移動を無理なく行う機構になっており、振動騒音の発生臭気液の飛散が無く安定した脱水能力と24H無人運転が可能です。